Instagram
menu
外来受診
予約専用ダイヤル
受付時間
平日 月~金 9:00~16:30
   土   9:00~12:00
※第3土曜は16:30まで受付
※日曜、祝祭日、年末年始を除く
070-1219-1197
▼婦人科・乳腺外科のご予約 04-2937-6241

麻酔科

麻酔科

赤尾 慶二(あかお けいじ)

木村 嵩之(きむら たかゆき)

村山 碧(むらやま みどり)


麻酔科医とは


麻酔科医は、手術が安全に行えるように、手術中の患者さんの全身状態を管理することを最大の目的とした医療行為を行います。


麻酔科医は、手術中の麻酔管理ばかりでなく、手術前後の患者さんの全身状態を良好に管理するために細心の注意を払って診療を行う専門家です。


手術前は、患者さんのために一番適した麻酔方法を選択するため、患者さんの状態を把握し、必要があれば専門医の診察を受けていただいて必要な検査を追加したりすることもあります。


手術中は、患者さんの側から離れず、下記のような全身管理を行っています。


◎ 呼吸管理


手術中に体の中に十分な酸素を送り込むための環境を整えます。
手術を行う場合、メスで皮膚を切開し、その下にある筋肉をかき分けて病変のある部分まで達する必要があります。その際に筋肉が硬直していると手術がなかなか進みません。そこで筋肉を柔らかくするために筋弛緩薬を投与します。
筋弛緩薬を投薬すると患者さん自身で呼吸することができなくなってしまう為、人工呼吸器を用いて麻酔科医が呼吸管理を行います。


◎ 循環管理


手術中に血圧や脈拍、尿量など心臓や血液の流れを整えます。
手術中の患者さんに与える痛みの大きさは一定ではありません。
強い痛みの時もあれば、弱い時もあります。患者さんが麻酔で眠っていても体は痛みに反応し影響を与えます。
例えば、痛みが強い時は血圧が上がったり、心拍数が増えたりします。また、出血が多い場合は血圧が下がり心拍数が増えます。これらを調整する為に輸液や輸血を行い循環管理を行います。


◎ 疼痛管理


手術中、手術後に体への最大の負担となる痛みを和らげます。
手術中は、強い痛みの時には、麻酔薬や鎮痛薬を多く投与し、弱い痛み時には、投与量を抑えて余分な麻酔薬を投与しないように疼痛管理を行います。


手術後は、麻酔から覚めてくるところで、患者さん自身で十分な呼吸ができ、呼吸、血圧、心拍数が安定することを確認すると共に、鎮痛状態を確認し、痛みの程度に応じた鎮痛処置を行っています。


麻酔科医は、手術前、術中、術後を通じて患者さんが安全かつ快適に手術が受けられるよう管理を行っています。


※日本麻酔科学会ホームページより一部内容を変更し、引用しております。
https://anesth.or.jp/


当院は、日本麻酔科学会認定病院です。
当院では、全身麻酔を中心に区域(部分)麻酔を併用することで、症例毎に適切な麻酔を提供できるよう心がけております。



麻酔実績件数

令和5年件数 令和6年件数
合 計 444 件 513 件