経歴 | 平成28年3月 獨協医科大学卒 平成28年4月 国立病院機能 災害医療センター初期研修医 平成30年4月 東京医科大学 麻酔科学分野入局 新宿の本院を中心に分院である八王子医療センター、茨城医療センターで勤務 国立成育医療研究センターで小児科麻酔科研修を3ヶ月含む 令和4年10月 現職 |
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学会 | 日本麻酔科学会 日本老年麻酔学会 日本区域麻酔学会 |
資格 | 麻酔科標榜医 日本麻酔科学会認定医 日本専門医機構認定麻酔科専門医 日本老年麻酔科学会認定医 |
出身大学 | 日本医科大学[平成25年卒] |
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専門領域 | 整形外科兼任 一般・外傷 |
資格 | 麻酔科標榜医 麻酔科認定医 麻酔科専門医 |
出身大学 | 埼玉医科大学[平成29年] |
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専門領域 | 健診医兼任 |
資格 | 日本医師会認定産業医 日本専門医機構認定精神科専門医 日本精神神経学会認知症診療医 麻酔科標榜医 精神保健指定医 |
麻酔科医とは
麻酔科医は、手術が安全に行えるように、手術中の患者さんの全身状態を管理することを最大の目的とした医療行為を行います。
麻酔科医は、手術中の麻酔管理ばかりでなく、手術前後の患者さんの全身状態を良好に管理するために細心の注意を払って診療を行う専門家です。
手術前は、患者さんのために一番適した麻酔方法を選択するため、患者さんの状態を把握し、必要があれば専門医の診察を受けていただいて必要な検査を追加したりすることもあります。
手術中は、患者さんの側から離れず、下記のような全身管理を行っています。
◎ 呼吸管理
手術中に体の中に十分な酸素を送り込むための環境を整えます。
手術を行う場合、メスで皮膚を切開し、その下にある筋肉をかき分けて病変のある部分まで達する必要があります。その際に筋肉が硬直していると手術がなかなか進みません。そこで筋肉を柔らかくするために筋弛緩薬を投与します。
筋弛緩薬を投薬すると患者さん自身で呼吸することができなくなってしまう為、人工呼吸器を用いて麻酔科医が呼吸管理を行います。
◎ 循環管理
手術中に血圧や脈拍、尿量など心臓や血液の流れを整えます。
手術中の患者さんに与える痛みの大きさは一定ではありません。
強い痛みの時もあれば、弱い時もあります。患者さんが麻酔で眠っていても体は痛みに反応し影響を与えます。
例えば、痛みが強い時は血圧が上がったり、心拍数が増えたりします。また、出血が多い場合は血圧が下がり心拍数が増えます。これらを調整する為に輸液や輸血を行い循環管理を行います。
◎ 疼痛管理
手術中、手術後に体への最大の負担となる痛みを和らげます。
手術中は、強い痛みの時には、麻酔薬や鎮痛薬を多く投与し、弱い痛み時には、投与量を抑えて余分な麻酔薬を投与しないように疼痛管理を行います。
手術後は、麻酔から覚めてくるところで、患者さん自身で十分な呼吸ができ、呼吸、血圧、心拍数が安定することを確認すると共に、鎮痛状態を確認し、痛みの程度に応じた鎮痛処置を行っています。
麻酔科医は、手術前、術中、術後を通じて患者さんが安全かつ快適に手術が受けられるよう管理を行っています。
※日本麻酔科学会ホームページより一部内容を変更し、引用しております。
https://anesth.or.jp/
当院は、日本麻酔科学会認定病院です。
当院では、全身麻酔を中心に区域(部分)麻酔を併用することで、症例毎に適切な麻酔を提供できるよう心がけております。
令和5年件数 | 令和6年件数 | |
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合 計 | 444 件 | 513 件 |